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中医基礎理論・A型問題(10)

10.中医の臓腑陰陽属性の理論によれば「心」はどれにあたるか?

A. 陽中の陽
B. 陽中の陰
C. 陰中の陰
D. 陰中の陽
E. 陽中の至陰

解答と解説

 これは体の位置関係を考えればわかることである。

 最初に、体幹を上下に分けると、上が陽で下が陰になります。
 心は体幹の上にありますから、「陽」になります。

 次に体幹にある臓は、「心」と「肺」の二つを比較します。
 この二つを比較しますと、心が陽、肺が陰になります。

 よって、心は「A.陽中の陽」ということになります。

参考資料

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この問題の解説者

源保堂鍼灸院・薬戸金堂 瀬戸郁保 鍼灸師・国際中医師

瀬戸郁保
IKUYASU SETO

鍼灸師・国際中医師

東京の表参道で源保堂鍼灸院、漢方薬店・薬戸金堂を営んでいます。東洋医学らしい鍼灸、東洋医学に沿った漢方薬の処方を追究しています。身近なところから、そして世界の人々が今よりも健康で、しあわせになることが目標です。

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