方剤学・A問題(3) test 2020年6月8日 Leave a Comment 3.下記の項目で、和法に属さないものはどれか? A.透達膜原B.舒肝和胃C.分消上下D.調和営衛E.消食和胃 解答と解説 「和法」とは、「和解」と「調和」の作用によって、病邪を除去する治療方法のことをいう。汗、吐、下の三法は攻邪の治療方法で、補法は扶正の治療方法であり、和法はそのどちらにも属さない。和法は、臓腑気血不和、寒熱混雑、虚実互見の病証に対して用いられ、邪が少陽や募原にあって、肝脾不和、陽寒胃熱、気血失調、営衛不和などの病になったものがその対象になる。和法の範囲は比較的広く、分類も多い。その中でも主要なものは、和解少陽、透達募原、調和肝脾、分消上下、調和腸胃などである。ということで、「A.透達膜原」「B.舒肝和胃」「C.分消上下」「D.調和営衛」はいずれも和法に属するのが分る。よって、答えは「E.消食和胃」ということになる。 方剤学の資料 漢方・中医学講座(基礎理論編)posted with ヨメレバ入江祥史 医歯薬出版 2007年06月 楽天ブックスAmazon7nethonto 紀伊國屋書店 中医学関連・参考サイト 東洋医学・鍼灸・薬膳・漢方薬の用語集東洋医学に関連する用語を解説するサイト Categories:方剤学・A問題 Previous Post 中医臨床学科・A問題(1) Next Post 診断学・A型問題(71)
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