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中薬学・A型問題(8)

8.薬性の「升降浮沈」の特徴はどれか?

A. 昇浮薬は上に行き外に向かう、沈降薬は下に行き内に向かう
B. 昇浮薬は上に行き外に向かう、沈降薬は上に行き内に向かう
C. 昇浮薬は下に行き内に向かう、沈降薬は上に行き外に向かう
D. 昇浮薬は上に行き内に向かう、沈降薬は下に行き外に向かう
E. 昇浮薬は下に行き外に向かう、沈降薬は上に行き内に向かう

解答と解説

 体には上下があります。
 中医学にとって大切な概念である気というエネルギーは、この上下をくまなく巡っていく。このような上下の交流があってこそ、体と心は正常に機能し、生活することができます。
 しかし身体が不調になると、この上下の気の交流が出来なくなります。下にあって停滞したものを上に上らせてあげるとか、また、カゼなどの邪気であれば、中に入ったものを体の外側に浮上させなければなりません。

 そこで、そういった昇らせるとか、沈めるといった作用で生薬を分類しておく必要があるわけです。

 以上のことをイメージしながら、生薬の性質を理解していきましょう。

 昇浮薬は、“昇る”、“浮く”ということから、“上に昇る”、”外に浮く”というイメージ。
 沈降薬は、“沈む”、“降りる”ということから、“下に沈む”、“内に降りる”というイメージ。

 ということで、答えは「A. 昇浮薬は上に行き外に向かう、沈降薬は下に行き内に向かう」になります。

参考資料

東洋医学の用語集

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この問題の解説者

源保堂鍼灸院・薬戸金堂 瀬戸郁保 鍼灸師・国際中医師

瀬戸郁保
IKUYASU SETO

鍼灸師・国際中医師

東京の表参道で源保堂鍼灸院、漢方薬店・薬戸金堂を営んでいます。東洋医学らしい鍼灸、東洋医学に沿った漢方薬の処方を追究しています。身近なところから、そして世界の人々が今よりも健康で、しあわせになることが目標です。

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