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中医基礎理論・A型問題(1)

1.中医学の基本特徴の説明で正しいものはどれか?

A. 陰陽五行学説は、その理論の骨組みである
B. 臓象学説は理論の核心である
C. 生理学と病理学は、はっきりと分けることが出来ない
D. 整体観念と弁証論治
E. 望、聞、問、切は病気を診察する方法である

解答と解説

この問題は簡単なようで難しい。
というのは、どれも正しいといえば正しいからです。

例えば選択肢Aの「陰陽五行学説」は、中医学・東洋医学にとってはとても重要な基礎理論の一つです。「経絡治療」と呼ばれる日本の鍼灸の伝統的な流派では、この陰陽五行学説を臨床に活用していきます。なので、鍼灸師にとってはいきなり迷う問題だと思います。

そしてそれに続く選択肢Bの「臓象学説」にしても同様です。
生薬がどこに帰経するかという区別もありますが、それよりも、どの臓腑が病んでいるかをはっきりすることが弁証にもつながっていくからです。

そこでここでは、一つ一つの選択肢を“正しいか、正しくないか”で判断するのではなく、“より広い観点から見て妥当にフィットするかどうか”という理解で選ばないといけないと思います。

ということで、ここでの答えは、「 D. 整体観念と弁証論治」を選ぶのが妥当という事になります。
まともに考えては混乱しますので、答えをそのまま覚えるのが得策となります。

参考資料

東洋医学の用語集

鍼灸・漢方薬・薬膳など、東洋医学や中医学の用語を解説したサイト
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この問題の解説者

源保堂鍼灸院・薬戸金堂 瀬戸郁保 鍼灸師・国際中医師

瀬戸郁保
IKUYASU SETO

鍼灸師・国際中医師

東京の表参道で源保堂鍼灸院、漢方薬店・薬戸金堂を営んでいます。東洋医学らしい鍼灸、東洋医学に沿った漢方薬の処方を追究しています。身近なところから、そして世界の人々が今よりも健康で、しあわせになることが目標です。

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