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臨床学科・A型問題(107)

107.煩渇多飲、口乾舌燥、尿頻量多、舌辺尖紅、苔薄黄、脈洪数。属する証はどれか?

A. 腎陰虧虚
B. 胃熱熾盛
C. 肺熱津傷
D. 陰虚火旺
E. 以上どれも当てはまらない

解答と解説

まず、「煩渇多飲」ということから、熱があることが分る。
この時点で、「A.腎陰気虚」は外れる。
また、「煩渇多飲」は激しい熱症状なので、実であることが分り、「D.陰虚火旺」も消去できる。
次に考えると、食欲が旺盛になるなどの胃腸症状がないことから、「B.胃熱熾盛」も候補から外れる。
最後に、「口乾舌燥」「尿頻量多」から、津が損傷を受けていることが考えられるので、答えは「C.肺熱津傷」となる。

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